こんにちわッ!
今年の初潜りは沖縄県 慶良間諸島に
行ってきました。
実は小生、国内の海は初!沖縄県外遊も初!と
2月の海は冷たいゾッ!!寒いゾ〜ッ!!と
言われてもライセンスを取得してまだまだ若葉の小生は
とにかく潜りた〜いッ!!の一心で行ってきました。
今回は那覇市にあるダイビングショップ
”TROPICO”さんにお世話になりました・・・
ダイビング初日
朝から小雨の混じる曇天模様のなか出発です。
船に揺られること小一時間でタイビングポイントに到着です。
初めて着る5mmのフルスーツに身をかため機材一式背負い『水面よ〜しッ!』の
指差安全確認してドボーンと・・・ヒヤッ冷て〜と一瞬ブルッときてしまいました。
ハイ、潜行しま〜すのインストラクターの声と共にブクブクブクっと沖縄の海の中に
船から見る海面と違って海中の透明度はバッツグン^^
現在、水深20m 地球と平行でいられるこの無重力に近いこの感覚 Ah〜気持ちいい〜^^
実は小生無類の高所恐怖症なんです。
あまりダイビングと無関係の様に思われるんですが、
透明度の高い海に潜っているとふ〜ッって海底に引き込まれちゃうんじゃないかって・・・・
珊瑚礁の棚になって水深まで伸びている所と白い砂地になっている海底とあるのですが
どちらが怖いって、個人的には砂地の方が恐ろしく怖いです。
ここも岩と岩の間に海底(多分水深50m位)が見えて、落ちるわけがないのですが
もしもこのまま落っこちたらなんて想像しちゃうんですよね
だいたい水深15〜25m位を潜るんですが、海底は更に更に下に下に広がっているんです。
皆さんも例えば透明な強化ガラスを同じ位の地上高のビルとビルに渡して歩けるか?!って
言われたら・・・どうです?
でもそんな恐怖心を吹き飛ばしてくれるのが、
広い海を自由に泳ぎ回る魚と一面に広がる珊瑚礁群。
見ているだけで時間さえ忘れていつまでもこのまま・・・・って
肺呼吸の人間には無理なんですね。
きちんとボンベの残圧を確認しておかなと大変な事になっちゃいますんで。
良く聞かれる事なんですが、→ 鮫にあったら怖くないの・・・?って
鮫ってすぐにジョーズの様な人喰鮫を想像されているのですが、
さすがにそんな鮫が間近にあらわれたらきっとパニック状態になるでしょうね。
でもそう言う鮫を見る為のシャークダイビングってあるんですよ。
檻の中に入ってわざと鮫を興奮させる?って・・・
でも鮫って夜行性でとっても臆病な魚なんですよ。
それより怖いのが、海ヘビだったりカサゴの様な毒針をもった魚達です。
みんな珊瑚や海底と同じ色、模様になっているのでついうっかり踏んでしまったり、
手をついたりしたら・・・の方がよっぽど注意しなければならないんです。
ダイビング2日目
なんとなくハッキリしない天候でしたが、
今日は高速艇の船でしたので慶良間諸島までは40分ほどで到着です。
昨日と同じ海域なのですが、今日は主に岩・岩・岩・岩が沢山のポイント
です。さながら海底ロッククライミングみたいな感じです。
ここのポイントは魚もいるんですが☆亀☆の方ががた〜くさんいるんです。
右ッ!左ッ!前ッ!後ッ!〜ってどこ見てもカメがいるんですね。岩陰で休んで
いたり、のどか〜に泳いでいたり、正面からカメの顔を見るとなんとなく
オウムに似てると思うのは小生だけでしょうか?
1回の潜水時間が大体40〜50分位なんですね、(水深とボンベにもよりますが)
ボンベの残圧(残りの空気量)が危険レベル(残圧計が赤くなってる部分)に来たら
浮上しないといけないんですね。
でいつもの様にそろそろ船に戻らないとならない残圧になったので
ゆっくりと浮上して水深5m位のところで呼吸を整えていたんです。
そしたら、インストラクターの方が水中ホワイトボードにこんな事を書くんです。
『ちらっと サメでも 見に行きませんか?』って、え〜マジですか・・・?
だって小生の残圧計すでにレッドゾーンですよと思いながらも、
しっかりOKサインを出してました。再度ゆっくりと潜行です。
そんなに深さがない(10m位)岩場に連れていかれてちょっとココで待てのサイン。
残圧計とにらめっこしながらドキドキしながら待っていると
目の前に水中ライトに追われたサメが1匹・・・ワッ!!
ほんとにサメだぁ〜あの鋭い顔つきのサメが必死に勢いよくこっちに泳いで来るんです。
ヤバイんじゃないのと思ったらサ〜ッとUターンして逃げて行きました。
水中メガネをかけてるんで、見る物全てが大きく見えるんで1mを越えるサメに見えちゃったもので、
かなりビビリました。(実際は40cm位の鮫だった言ってました(>_<))
でも不思議ですね〜恐怖がせまるとただ立っているだけで何も出来ないもんで、
逃げるとかって頭に思い浮かばないんですね。
あれが人喰鮫なら小生完全にエサでした。
(熟練されたインストラクターの方が充分な安全・自らのエアー残量を確認して
更にインストラクター資格を持つバディとのダイビングでしたので、決して真似をしないで下さい。)
岩場には、珊瑚やイソギンチャクの周りにいる生き物とはまた違った生き物が生息してるんです。
一番驚いたのは、岩に出来たクボミや隙間に伊勢エビが顔をこっちに向けて住んでるです。
伊勢エビの集合住宅みたいに更にその周りには小さ〜な透明なエビがたくさん泳いでるんです。
その話をすると、2、3匹とって来ちゃえば〜なんて言う方がいるのですが、それは絶対ダメなんです。
ボンベを付けての捕獲は乱獲につながるので『捕ったどぉ〜』は御法度で、
その前に海の中の様子を楽しませてもらっている訳ですから・・・・
どんなに高価なご馳走が泳いでいても手を付けることは出来ないんです。
そう言えばこの時期の沖縄では、ホエールウォッチングが盛んの様で
まず100%見ることができますょ!って言ってました。
ダイビングとはポイントが違うので鯨に出会うことはまず無いらしいのですが、
途中でインストラクターが シ〜ッ って人差指を立てて口にあてるんです。
そして今度は耳に手をあてて 聞いて のポーズ・・・何?ナニ?エッ?
更には息も止めてって・・・・一体どうしたのって感じで言われるがままに
(本当は呼吸を止めちゃ絶対ダメなんですょ!)海の中ってほとんど自分の
呼吸する音しか聞こえなくて、たま〜に水の音(海流)がする位なんです。
実はその時何が聞こえてたかって・・・☆イルカの声☆なんです。
視界の届く所にはいなかったのですが、どこかでイルカ達が話をしているのが聞こえたんですねッ^^
目を閉じて海豚の姿を想像して感動してると、誰かが呼吸をはじめるんですよブクブクブク〜って・・・
この〜!!って感じですよ
でもきっといつかはイルカ達と一緒に泳いでみたいな〜って思ってます。
※イルカって漢字で「海の豚(ブタ)」って書くんですけど、
これほど漢字と実物があってないと感じるのは・・・・ねぇ〜
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